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分析価格表 外壁塗材分析 詳細

推奨分析方法 吹付け材 蛭石 建材・塗材
JIS A 1481-1 偏光顕微鏡使用 定性+簡易定量 22,000 28,000 28,000
2014年3月に国際規格(ISO 22262-1)がJIS化され、追加された分析方法です。
高精度かつ短納期で分析結果をご提供できます。加えて定性と同じ料金でおおよその濃度範囲も求めることが可能ですのでご好評をいただいております。(簡易定量)
不検出 / 検出 / 0.1%~5% / 5%~50% / 50%~100%
JIS A 1481-5 X線使用 定性+定量 30,000 - 38,000

分析方法の流れ 要約

定性分析とは、アスベストが「含まれているか否か」を調べる分析のことです。

定性分析=アスベストの有無を分析(0.1%を超えて含有しているか分析)

定性&定量分析とは、アスベストが含有しているか否か、また含有していた場合は含有率をパーセントで測定します。
*アスベスト含有なしの場合は定性分析で終了

定性&定量分析=アスベストの有無を分析 + アスベストの含有率(%)

石綿分析技術評価事業 JIS A 1481-1、5認定書。公益社団法人 日本作業環境測定協会
JIS A 1481-1 JIS A 1481-5 JIS A 1481-1 JIS A 1481-5
JIS A 1481-1 JIS A 1481-5 JIS A 1481-1 JIS A 1481-5
偏光顕微鏡 実体顕微鏡 位相差顕微鏡
低温灰化装置 X線回析装置 走査型電子顕微鏡
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JIS A 1481-1 分析方法

実体顕微鏡(双眼鏡の顕微鏡版のようなもので2~50倍程度の倍率で立体的な観察が可能な顕微鏡)と偏光顕微鏡を主に用いてアスベストを定性定量する分析方法です。
簡単な流れとしては、まず最初に実体顕微鏡で分析試料に含まれるアスベスト繊維を確認しながら、アスベストが含まれているであろうと思われる部位をピックアップして、ピンセットで採取後偏光顕微鏡で確認します。
偏光顕微鏡観察では、多色性、消光角、伸長の正負、複屈折、形態、分散色等多種の高学位的情報を観察してアスベストの有無判定を行います。

偏光顕微鏡はもともと鉱物学や結晶学の研究で多く用いられているため鉱物の1つであるアスベストの光学的特性(多色性、消光角、伸長の正負、複屈折、形態、分散色)を多角的にとらえることにより非常に短時間に分析が可能な手法です。

またアメリカ以外でもHSE(イギリス)、ISO(国際規格)等が同様の方法を採用しています。

JIS A 1481-5 分析方法

エックス線回析分析法(基底標準吸収補正法)による定量分析

 

石綿の含有が確認された試料は、ぎ酸で処理して定量分析用の試料を調整し、基底標準吸収補正法によるエックス線回折分析法により定量分析を行い、石綿含有量を求め、石綿含有率を算出します。